モルディブ旅行記
今日は昼間はずっとさーくんと別行動でダイビングです。
YUMIZOはファンダイビング午前2本、午後1本。
さーくんはオープンウォーターの講習(多分、朝はまず座学講義のはず)。
ハネムーンなのに別行動なんてさみしい。
こんなことなら無理やりにでも、旅行に国内でオープンウォーターを取ってもらえばよかった・・・。
そして二人で潜りたかった・・・。
でも体験ダイビングするまでは「絶対に絶対にやらない」って言い張ってたし・・・・。
ガンコなさーくんのかたくなな拒絶(苦笑)を覆せるとは思ってもいませんでした。
南の島が気持ちを変えてくれたのかな!
あ。その代わり、日本に帰ったらYUMIZOは「ダイエットして5キロ痩せること」という大変な約束をしたのですけど(泣)
痩せるまで、一緒に潜りに行ってくれないそうです。
厳しい条件が突きつけられてしまいました。
「オレはリゾートに来てまで勉強してCカード取るんだからYUMIZOも努力してよね」と。
うーーーん。
つらいけど、でもさーくんがそれでCカード取ってくれたらまた海に行かれるんだし・・・。
ダイエットは自分の為にもがんばりたいので条件を飲んだのでした。
と言うわけで、帰ったらダイエットしなきゃならないのです。
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(・・・それから数ヶ月を経て、今、この旅行記を書いていますが、
5キロ減量どころか冬の間に2キロ増えてしまいました(泣)
一緒に潜りに行ってもらえる日はいつになるのか・・・
まだまだ努力が足りないみたいです、YUMIZO)
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まあでも講習2日目(=明日)の午後からはYUMIZOもオープンウォーターの実技ダイビングと一緒に潜りに行っていいと言われたので、ずっと別行動なのは今日だけなんだけど。
ボートダイビングをするYUMIZOの集合時間が早いので、朝起きて、眠い体でまずダイビングサービスに行って器材のセッティングをします。
その間、さーくんはダイビングサービス前のオープンエアのテーブルでお勉強。
今日の課題のページをまだ読み終えていないのです。
セッティングが終わったら朝食。
レストランのオープンと同時に朝食を食べに来るのはダイビングをするゲストばっかり・・・というか日本人組ばっかりです。
「潜るぞ!」とダイビングに気合を入れている日本人組と違い、ヨーロッパ人たちは、「何にもせずビーチでのんびり雑誌を読む」って言う感じの滞在をしている人が多いので、朝ご飯もゆっくり来みたい。
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木の船・ドーニで30分ほど進んだところで1本目のポイント、フルバリに到着。
船酔いしやすいYUMIZOですが酔い止めも飲んでいたし、穏やかな海と美しい景色が良かったのか、30分乗っていても全然大丈夫でした、よかった!

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2本目はギラーバルティラ。
YUMIZO以外の日本人ゲストは2人組でファンダイビングに参加しているので当然、カップルでバディ。
YUMIZOは一人ぼっちなので、ガイドのアリとバディ。
ま、ガイドさんにバディしてもらうと安心感があるし、見るべきポイントを見逃さないからラッキーではあるんだけどね。
それにしても海から上がると、船の上ではしゃべる相手がいなくてポツーンなYUMIZO。
さーくん、今頃、勉強進んでるかなぁ・・・・。
でもね、さみしくしていたYUMIZOだけど、デジカメ持ってると潜った後は、お魚見て他のゲストとお話できるからいいね。
ガイドのアリに片言英語で撮った画像見せて話していたら、ヨーロッパ人とカップルの東洋人の女の子(中国系?)が寄ってきて、一緒に見て盛り上がりました。
「Oh〜,Good! It's Cute!」「Yes!」
ってな感じで。
ダイビングって楽しいな。
さて、2本、終わってリゾートに帰ってきたらさーくんが待っていました。
お昼ご飯の間だけ、一緒に過ごせます。お互い、午前中の内容の報告をしながら食べているとあっという間に時間が過ぎます。
午後はさーくんの方が先に集合。さーくんが講義の教室に入ってから、ボートの集合時間まで、外のテーブルで一人ダラダラ。
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本日の3本目はBlue Hole。ブルーホールっていうポイント名は世界のあちこちにあるんだと思う(笑)
だいたい穴があってそこの中から頭上の海を見上げると青い光が見えるからそういう名前・・・・。ここもそうです。

とにかく小さな透明なお魚がびーーーーっしりたくさんいて手でかき分けるようにして穴の中に入りました。
そんな感じなので透明度は決してよくはないのですが、小さな魚たちに海の生命力を感じました。

ブラックピラミッドバタフライフィッシュは「日本の海水魚」の本には載っていないから多分、インド洋固有種なんじゃないかな? (違っていたらごめんなさい)
モルディブにはインド洋でしか出会えない珍しいお魚もいっぱいいるのです!
午後のボートダイビングが終わってダイビングサービスに戻ったものの、さーくんはまだ講習中らしかったので、一足先にお部屋に変える事にしました。
シャワー浴びてゆっくりしたいしね。
ダイビングサービスから水上コテージまで、森の道を一人で歩いて帰ります・・・・・。
が。あれ? こんな所、あったっけ? 見慣れない建物がいくつも。しかも生活感のある雰囲気。シーツが干してあったり。
あれれれれ? どうやら道に迷ってリゾートスタッフ達の居住区に迷い込んでしまったみたい。
モスクらしき建物も(モルディブの人たちはイスラム教徒なんです)。
うーん。どうしよう。あ、あそこにお掃除のオジさんがいる。恐る恐る近づいて行きました。
「エ・・・エクスキューズミー。あ・・・・あの、水上えーーーと?」
「? Your Room number?」
「あーんー・・・」 こ・・・言葉が出ない。
「two-o-five. ・…オーバーウォーター…うーーーん…。」
英語になってないよ(泣)
「Oh! water bungalow ! There. 」
道を指差して教えてくれました。なるほど。ウォーターバンガローか。そう言うのか。
「Sorry. Thank you ! 」
入ってはいけない居住区に迷い込んだことを詫びて、教えてくれたことのお礼を言ったつもりなんですが、なにぶん、ボキャブラリーがなくて(恥)
教えられた道を進んでいったら見覚えのある風景が見えてきて、その後、無事、部屋にたどり着けました。
後で聞いたら、YUMIZOだけでなく、けっこうみんな、道に迷って居住区に言ってしまう人、いるみたいです。
さーくんも一人の時に迷ったらしいし(笑)
さて、お部屋に戻ってだらだらしていたら、コンコンとドアを叩く音。さーくんが帰ってきました。
「講習、どうだった?」
「・・・楽しかった!」
目をキラキラさせているじゃん!(笑)
よかったー。無理やり講習やらせて「こんなつまんないの、やってられるかよ」って怒ってたらどうしようって心配だったんだよね。楽しんでるよ。しかも「シュノーケリングよりダイビングの方が楽だった」って言ってるし! やったね!
でも今夜も教科書を読んでくる宿題が出されたみたいで、大変そう。夕方、部屋でダラダラしながらもずっとテキストを読んでいました。
でも専属家庭教師のYUMIZOがついているので、教科書を読んでいて疑問が湧いたら一緒に考えたりして、楽しい時間を過ごせます。
YUMIZOも「そうだったけ?」って細かい所はおぼろげだったりすることがあるので、改めてオープンウォーターの教科書を読むのって初心に返る感じでいい勉強になります。YUMIZOがオープンウォーターを取ったのはもう7年も前だもん。経験として体で覚えているけれど、一言一句暗記できるわけじゃないからねー(苦笑)
この日も、夕暮れ時に、太陽が水平線に沈むのを見届けながらフルーツを食べて、のんびりの時間を過ごしました。
っていうか、一日の中でこの2時間ぐらいが唯一のゆったりリゾートタイムだったかも(笑)
その後、しばらくお昼寝?(夕寝)して、辺りがすっかり夜になった頃、さあ、お待ち兼ねのディナーの時間です。
昨日、招待状が届いた、スペシャルディナー! 今日はちょっとだけ、オシャレして、いつものTシャツ短パンではなく、ワンピースに着替えてみました。
「直接レストランに行っていいのかな? それともレセプション集合なのかな?」
「うーん・・・もともと招待状には『Please
come to the reception 』って書いてあるし、とりあえず、レセプションに行ってHiroさんに聞いてみようよ」
ということでレセプションに行ってみました。
「Hiro Please.」
しかしあいにく、お留守のようです。プライベートルームに電話してくれたけれど、お部屋にもいないみたい。何か違う仕事で出かけているのかな。
応対してくれたスタッフに片言の英語で、スペシャルディナーの招待状が来て、明日と書いてあったけど自分たちはナイトフィッシングに行くから今日に変えてもらって、ビーチではなくスペシャルレストランでディナーを頂くことになった、ということを伝えてみました。ちょっとソファーに座って待っているよう言われます。
一度、奥に確認に行ってから、呼ばれて案内されたのはビーチサイドのスペシャルディナーの会場。夜のビーチを眺めながら、波の音をBGMに炎の灯りでディナーなのですね。でもでも、当然、満席です。困った顔のスタッフ。・・・うーん、「満席だからスペシャルレストランでと言われている」と言う部分が通じなかったみたい。もう一度、一生懸命、単語を並べて、私たちはスペシャルレストランでスペシャルディナーって言われたってことを伝えてみました。
「OK!」
で、やっと通じたみたいで、場所が判るなら、スペシャルレストランの方に行ってみてください、みたいなことを言っている(と思う)ので、二人でスペシャルレストランに行きました。最初から直接行っちゃってよかったのかも・・・・。あーー、英語力のないうちら(汗)
レストランについて、ボーイさんにオープンエアな席に案内されました。ちゃんと席、ありました!
ヤシで編んだパラソルの下、トロピカルなお花とアルコールランプで飾られたテーブル。ゆらめく炎の灯りにロマンチックな気分が盛り上がってきます。
でも! 座ってすぐに、大事なことに気付いたYUMIZO。
いつものレストランは、毎日同じ席で同じボーイさんがついているので、チップは最終日に全部まとめて渡すのが慣習になっているのだけれど、ここは違うのです。今夜1回しか利用しないし、おまけにリゾートからのプレゼントのディナーだから料金を払わないのでサインする時にチップを書くわけにも行かない。なのに、すっかり忘れてお財布、持って来ていなかったのです(汗) すっかり財布なしの生活に慣れてしまっていました(笑)
「どどどど・・・どうしよう。チップあげなかったら失礼だよね。」
「取りに行こうか」
「でも途中で席外すのもマナー悪いかなぁ・・・」
「オレ、ダッシュで取ってくるから、YUMIちゃん、待ってて。ボーイさん来たら『すぐ来ます』って言っといて。食べてていいから。」
「でも往復すると20分ぐらいかかるよ。疲れちゃうよ。」
「走っていってくるからすぐだよ。」
「ご・・・ごめんね、さーくん。」
さーくん、走って行きました。
そこへ、ボーイさんがワインのボトルを持って登場。
「He return to our room.... but, he will
soon come back here .... just now! 」
思いつく単語を並べて「ちょっと部屋に戻ったけど今すぐ戻って来ます」ってことを伝えました。(ボーイさんが来るまでの間に一生懸命、頭の中で英作文してみたんです。YUMIZOの英語力は中学生以下だと思いますが 汗)
伝わったみたいです。
ワインを一旦、しまいに行って(おいしい温度を保とうとしてくれてるんですね)、もう一度テーブルに戻ってきて、一人で席にいるYUMIZOを退屈させないようにしばらく、笑顔でいろいろ話し掛けてくれました。
「リゾートで楽しく過ごしているか?」とか、
「日本から来たの?」とか。なんとか通じて英会話もどきをしてみました。
そして、さーくんが戻ってくる少し前にすーっと奥に引いて、さーくん到着。
走ってきたので汗びっしょり、息を切らしています(笑)
「ありがとう、さーくん。ご苦労様!」
落ち着いた所で、改めてワインの登場。ちゃんとテイスティングもして、カンパーイ!
オードブルの盛り合わせにパンプキンスープとパン、メインディッシュはスチームドフィッシュとサフランライス。そしてデザートとコーヒーへ続くコースメニューはモルディブらしく、どれもちょっとスパイシーな味付けで、予告どおり、お魚料理がメインです(招待状に「お魚が食べれなかったら連絡してちょ」と書いてあった)。お魚はレモンの入ったさっぱり味のバターのソースをかけます。
どれもとってもおいしかったです。特にパンプキンスープはやさしいホッとする味で、とってもおいしかったので、YUMIZOとしてはお代わりしたいぐらいでした(笑)
時に楽しく、時にロマンチックに、いろんな話をしながらゆっくり味わうおいしいディナー。南の島の夜の風と音を感じながら、静かで穏やかで幸せなひと時を過ごすことが出来ました。
おいしくワインを飲んでほろ酔い気分。
テーブルにしっかり、チップを置いて、いい気持ちでレストランを後にしました。
手をつないで幸せいっぱい気分でコテージへ帰ります。
夜の虫の音が響く森を抜けてコテージ前のビーチに出ると、頭上には満天の星空。
ほんと、ものすごい数の星が出ているのです。
空中にびっしりと☆☆☆!!! 天の川も肉眼でしっかり見えます。
星座はもちろん東京とは違うのだろうけれど、本当は東京の空の上にもこういうたくさんの星があるはずなのに、見えないんだよね。その見えない星たちが、ここではこんなにたくさん、瞬いている。すごく感動的な眺めで、しばらく部屋の前の橋の上に座って空を眺めていました。
本当に、美しい島です。モルディブ。
ところが。
この夜はそれだけでは終わらなかったのです。
部屋に戻ってきてから、突然事件は発生しました。
ディナー前に走ってチップを取りに行ってくれたさーくんは汗びっしょり。シャワーを浴びるというので、その前にトイレに行っておこうと、バスルームに近づいたYUMIZO。
バスルームの電灯のスイッチを入れました。
一瞬だけ、バスルームの電気がついたその直後、突然、激しい音。
音とともに明かりが消えて真っ暗に。
バスタブの頭上の電気の玉が割れてバスルームの床に飛び散ってしまったようです。
そしてブレーカーがあがってしまったらしく、洗面の所の電気もつかなくなってしまいました。
というか突然の出来事にびっくりしてしばらく二人でボーゼンとしていました。
最初は何か爆発したかと思ったし、すごい怖かった。
恐る恐るバスルームの中をのぞいてみましたが真っ暗でどこにどう落ちているのか全く見えない。 でもガラスの破片らしきものが床に見える。
ピーンチ! お風呂に入れないじゃん! っていうかトイレ!!!
「ど・・・・どうしよう。」
「とりあえず、Hiroさんに行ってお掃除の人に来てもらおうよ。」
まずYUMIZOが受話器を持ってレセプションに電話してみました。
女性スタッフの声です。
「Hiro Please.」
そしたらしばらくしてどこかにつなぐ音がしたのですが、突然ガチャンと切れてしまいました。
「えー切れちゃったよ、なんでー。」
もう一回コール。でもまたどこかにつなぐ音がした後に切れてしまいます。
どどどどどうしよう。
「よし、判った、オレが言ってみる」
さーくんが英語でスタッフに話してくれるそうです。きゃー、ダンナさま男らしい!
がんばって!
「This is room number two-o-five.」
電話に出たスタッフに、英語で説明しています。部屋に帰ってきて、バスルームのスイッチを入れたと話した所で、一瞬、間があきました。(どうやら、「割れた」ってことの表現に詰まってしまった様子。)
「・… Light was …パリ〜ン!」
電話だから姿は見えないのに首を横に向けて手を広げる身振り手振りで激しく割れたことを表現しながら、口に出た言葉は「パリーン」でした(爆笑)
笑い止まんないよ!
「Oh! Broken ネ!」
「Yes, yes, yes! Broken, Broken.」
「OK. No problem. wait a minute,plese. 」電話の向こうでも笑っていたみたい。
で、結局、今から片付けに行きますってことを言ってくれたみたいで。
「ぱ・・・・パリーン?」って電話を切った後、二人で大爆笑でした。
ほんと、ボキャブラリーないねー。でも「パリン」で通じちゃったよ(爆笑)
雰囲気! 雰囲気!
その後、中々、お掃除の人が来なくて、心配になってきました。
本当に通じたのか。15分ぐらいたってもまだ・・・・・。
「どうしよう。本当に来てくれるのかなぁ。」
「ノープロブレムって言ってたし来てくれるよ。」
いや・・・でも・・・ト・・・・トイレが(泣)
「よし、オレが行ってくるよ。」
「え? でもさーくん、さっきもチップ取りに行って走ったのに・・・」
「大丈夫。待ってて。」
ピュー。走って行きました。今日のさーくんはちょっとかっこいいぞ! 頼りになるダンナさま!!
しばらくして息を切らして戻ってきました。
「そこの橋渡った所に来てた。この部屋に来る所だったみたい。ぜーぜー」
程なくして、コンコンとドアをノックする音。
お掃除のボーイさんが来てくれました。
って待ってよ! ボーイさん、裸足!!! 危ないじゃん!
「Glass! Glass! Carefully.」と声をかけてみました。
(リゾート内の現地のスタッフの人たちって裸足なんです)
バスタオルとモップでキレイにして、電球も変えてくれました。
こんな夜遅くにお掃除に来てくれたボーイさんに感謝! チップをあげました。
はぁよかった、とひと安心。
いやもう、ほんと、忘れられない大事件でした。
確かに、招待状に「忘れられない夜になるでしょう」って書いてあったよね(爆笑)
こんな大事件のおかげで、ワインのほろ酔い気分もすっかりどっかへ行ってしまいました。
おまけに、さーくんは引き続き教科書を読んでいました。かわいそうに(泣)
読みながらこっくりこっくり寝てました。
明日は午後から、一緒に潜れるんだよ! がんばってもらわないと。
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