タイトル | サイパンの島民・チャモロの味 | 外食 | |
店 名 | チャモロハウス | ||
店の場所 | 北マリアナ連邦サイパン ガラパン | ||
系 統 | 南国系? | チャモロ料理 | |
食べた 日 | 2002年07月 |
YUMIZOは太平洋の南の島・サイパンに2度行った事があるのですが、このチャモロハウスには2回とも夕食を食べに行きました。
・・・というか、2回目に至っては滞在中に2回、行ってしまった!
というぐらい、お気に入りの店なのですが、おととしから記事を書こう書こうと思いながら伸ばし伸ばしになっていて、やっと以下、書き始めたところで、このお店、すでに閉店してしまっているらしいことを知ってしまいました(泣)
えーーーーー! 次にサイパンに行く時も絶対、食べに行くつもりだったのに!!!! さみしいー。
でもせっかく画像があるので載せます。
オマケでサイパンの他のお勧めの店のことも書きました。
生まれた時から父方も母方も両祖父母が実家の近所の住んでいて、いわゆる「夏休みにお出かけする田舎」がなかったYUMIZO。子供の頃、「行ったことはないけれど、いつか行きたい憧れ地」だった、父の生まれ故郷・サイパン。
太平洋に浮かぶ南の楽園は、いろいろな思い入れのある、YUMIZOにとっては特別な島です。
念願かなって初めて行った時にシュノーケリングで海の世界に感動し、「ダイビングをしよう」と決心した思い出の場所でもあります。
今回はそのサイパンのおいしいものバナシです。
チャモロとは、サイパンやグアムに以前から住んでいる島民たちのことで、インドネシアやマレーシアかわ渡ってきた人々が祖先で、その後長く、スペインに統治されていた影響でスペイン語が混ざったような「チャモロ語」というのを話しています。
ちなみに、YUMIZOの父たち一族は戦後、民間人捕虜を経て、日本本土に引き上げてきたのだけれど、遠い親戚のおばさん(父のまたいとこぐらいだと思う)はチャモロと結婚して島に残りました。初めてサイパンに行った時はそのおばさんがまだご存命で、おうちを尋ねたら、すごくエキゾチックな顔立ちのお孫さんがいて、この子と自分が血縁でつながっているのかぁと思うと不思議な感じでした。
前置きが長くなりましたが、そんなサイパンの島民・チャモロの料理が食べられるお店が、ガラパンにあるここ、チャモロハウスです。
チャモロ料理はだいたいが、さっぱり味でちょっとピリ辛というものが多いみたいです。
でもタイ料理ほどの激辛ではありません。
フィナデニソースというレモンと唐辛子と玉ねぎのみじん切りが入った、日本の「もみじおろし入りポン酢」のようなタレがついてきます。
こちらはチキンケラグエン。
こんがりグリルして?ほぐした鶏肉と細切り野菜にココナッツをそいで粉にしたものがかかっています。
お肉が焼き鳥のような香ばしさがありつつ、ココナッツの甘みとソースのピリ辛が絡み合った複雑な味でおいしいです。
ケラグエンというのがチャモロ料理の代表的なメニューのようです。
↓こちらは細切りのビーフとインゲンなどの野菜をココナッツミルクで煮込んだもの。(名前は忘れました)
ココナッツミルクのやさしい味がします。
チャモロ料理は野菜がたっぷり入っているのでヘルシーです。
別皿のオレンジと白のかたまりはごはんです。
→こちらはタコと青野菜やナス、玉ねぎなどをを炒めたもの。
イイダコだったかな? それぐらいの小ぶりなタコがいっぱ入っています。
青菜、店員さんに名前を聞いたら、わかんなかったみたいです。
「・・・・野菜。はっぱだね。」
と言われました(笑)
サイパンの人たちはみんなフレンドリーで、英語と日本語のミックスで話しかけてきます。
その上、YUMIZOが
「 My father was born in Saipan,long ago.
」
と言ってみると、とっても話が弾みます(笑)
↓下はカンクンというブダイ系のお魚を揚げて野菜のソースかけたもの。
中華料理にこんな感じの魚のから揚げの野菜あんかけ、ありますよね。
このお魚が揚げたてのアツアツでおいしかったです。
これ・・・もしかしてダイビング中にみるとトロピカルな色をしていたりするんだろうか???
(スーパーの魚売り場には色鮮やかな魚が並んでいました)
マンゴジュースは濃くっておいしい☆☆
南の島といったらやっぱりマンゴよね!
父はふるさとの味が懐かしいのか、今ほどメジャーじゃない頃から、マンゴやパパイヤをよく食していました。パインやバナナももちろん!
その影響でYUMIZOも南国フルーツ好き!
サイパンでは1回目の訪問時、おばさんのお庭でもぎたてのスターフルーツやヤシの実ジュースを頂きました。
その他、挑戦しなかったのですが、子供の頃、父や祖母からよく昔話で聞かされていたサイパンの食べ物がいくつかあります。
パンの実。
パンの木のなる実で焼いて食べるとパンのような味がするのだとか。
ヤシガニ。
これは有名ですね。ヤシの木のところにいるカニ。
レストランのメニューにあったのですが、高価なので遠慮(苦笑)
タロイモ。
南国の芋です。
父や祖母が生きているうちにもっといろんなことを聞いておけばよかった・・・。
(その頃は子供だったので、記憶がうろ覚え・・・)
《サイパンのおいしい店・番外編》
→これもチャモロの料理・・・というかおやつです。
「アピキギ」といってタピオカで作ったお餅をバナナの葉で包んで焼いたもの。甘くて素朴な味です。
ハファダイホテルの向かいのDFSのイートインコーナーで売っています。
↓こちらはハファダイホテルから第一ホテル方面に向かう途中のとおり沿いにあるピザハウス「ボビーキャデラック」のピザ。
デカイです。アメ〜リカンな感じ。
YUMIZOはこのピザ屋に何回も行きました(笑)
ピザだけでなく、サラダなどのデリやホットドッグもあるので飽きません。
それから、YUMIZOは2回ともハファダイホテルに滞在していたのですが、朝食はほぼ毎朝、ホテルの隣のハファダイマーケットに併設されたデリのイートインでパンとサラダとドリンクを食べました。
ホテルの朝食よりぐっと安いので、朝食なし滞在プランの方にはお勧めです。
サイパンの話は語りだすときりがないので、とりあえず今回はこの辺で。あーーーまた行きたくなってきた。