タイトル 京都の駅弁で
 プチおせち料理
テイクアウト
店  名 京都駅の売店
店の場所 京都府・京都
系  統 郷土料理 京料理
食べた 日 2003年12月31日

駅弁シリーズ(?)の第2段です。

年末に京都に行ってきました。
・・・観光に行ったわけではなく、ダンナさまの実家への帰省&親類へご挨拶周りで。
今回は「ご挨拶周り」という目的があったし限られた日数だったので京都らしい場所への観光やおいしいものめぐりをする時間はありませんでした(泣)。
そんな中、せっかくだから一つぐらい京都らしい物をと思って、帰りの新幹線での夕食用に京都駅で駅弁を買ったのです。
いろいろある中で一番「京料理」っぽい2品を選択。



「精進弁当」と「六角おばんざい弁当」です。
有名料亭の「お弁当」は(食べたことないけど)数千円〜数万円しますが、この駅弁、そういう雰囲気(笑)を持ちつつもどちらも1000円ちょっとというリーズナブルなお値段。ま、コンビニ弁当に比べたら高いですけど、そこは駅弁。旅気分を味合わなくっちゃ!


YUMIZOが食べたのは「精進弁当」。
精進料理・・・禅僧は食事や料理(やその材料の植物を育てること)も修行のうちで、なまぐさ、つまり肉や魚がご法度なので、野菜・山菜のみで料理を作った、というのが精進料理のいわれですが、このお弁当にも、包みを開けるとそういうかんじのありがたい能書きが書かれた紙が1枚入っていました。

ふたを開けると・・・・

・青菜とご飯 あっさりとしておいしい
・ごま豆腐 精進料理の定番ですね。くにゅっとしてごまのいい香り
・生麩の田楽 京料理というとお餅みたいな生麩がよく出てきますが、緑と白の2色のお麩にお味噌が乗っていて田楽風になっていました。
・がんもどきの煮物 がんもどきってお肉を食べたくなったお坊さまが鳥の「雁」の肉に見立ててお豆腐を揚げて「もどき」をつくったとかって話がありますが、このお弁当にもしっかりがんもが。京都では「ひろうす」とか「飛竜頭」というみたいですけど。
・ひじきと大豆の煮物 がんもどきの下に入っていました。ぱっと見、小豆かと思うくらい茶色に煮てあるお豆で、ちょっとしょっぱかったです。
・竹の子の煮物 京都といえば竹の子でしょう(季節はずれだけど)
・しいたけの煮物 YUMIZO、椎茸苦手なのでパス(笑)
・枝豆とリンゴ 薄味であえてありました。
・黒豆の煮物 おせちの定番、丹波黒豆?の甘い煮物。
・卵焼き
・おからの揚げ物? がんもどきよりもギュッとしてて硬い感じで中にニンジンなど細かい野菜が入っていました。カツみたいな感じで「精進料理とはこういうものだ」って思いました。ほんと、お肉がなくてもお肉を食べた気分になれる。
・ニシンの昆布巻 唯一、動物が使われている料理ですね。

一方、ダンナさまが食べたのは「六角おばんざい弁当」
六角形をした箱が2段重ねになっているあたり、高級料亭のお弁当を模している感じ(笑)
下の段に俵型のごはんがかわいらしく並んでいて、上の段におばんざい(おかず)が詰めてあります。
こちらは「精進」ではないので、たこや焼き魚や肉だんご(つくね?)などの「動物」ものも入っています(笑)


大晦日の晩に新幹線の中でこれを食べて「我が家のプチおせち」ってことで1日早いお正月気分を味わったのでした(笑)







【おまけ】
今回の京都帰省で、買って帰ったお土産。
京都土産というと「生八橋」と「お漬物」が定番中の定番ですが、最近は京都に限らず、各地でお菓子メーカーの「地域限定版」が出てますよね。会社の人や友達など同世代〜以下にはそういう方が好評だったりします。
というわけで、地域限定版
 ・おっとっと しば漬け味
 ・じゃがりこ ネギ焼き味
 ・プリッツ  たこ焼き味
 ・ポッキー  抹茶あずき味
 ・カール   関西うどん味
 ・たこ焼きせんべい
などを買ってみました。他にもいろいろ出てました。